2008年07月05日
浮かし額装

正面から見ると普通の額装なのですが
横から見ると作品が浮いてるように見えます。
これを浮かし額装と言います。
平面の作品もこの方法ですと立体的に飾れます。
通常の額装と比べ印象が全然違って見えます。



額装の方法ですが
作品をボードに張り込み、それに台(足)を付け、布又は紙を貼った板に貼り付けます。
それをスペーサーで空間を作った額の中にセットして出来上がり。
少し手間の掛かる作業ですが慣れれば短時間で出来ます。
ただ、大切な作品を切ったり貼ったりするのには少し勇気がいりますが…
参考までに、この額縁の値段は加工賃、消費税など込みこみで9,000円程です。
ちなみにこの作品は
京都の作家さんで「加藤晃秀」またの名を「ヒデ・カトウ」の木版画作品です。
京都の風景を大胆な構図で描いている作家さんです。
木版画作品については全部で三十余りの図柄があります。
いずれの作品も和風モダンで洒落た作品ばかりです。
Posted by さいゆう at 18:06
│額縁