京都の額縁屋　フレームショップ彩遊（さいゆう）

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

当店のブログをご覧になって額縁の修理を依頼される方が増えました。

先日は大きな鏡をトラックに積んで修理に持って来られました。

フランス製のアンティークミラーです。

壁に掛かっていた物が落下したそうでひどく破損してました。

恐らく落下する以前からあちこち傷んでたのだろうとは思いますが

今回は傷んでいる箇所全部を修理してほしいとのご依頼でした。



四つの角は大きく破損

中央辺りには亀裂

側面は欠け

内側もキズ多数

幸いにして鏡だけは無事でした






無くなったパーツは作り

亀裂には接着剤を流し込み

へこんだ所はパテで埋め

色を調合してオリジナルに近付け

無事だった鏡をはめ込み



修理完成です！



破損の大きかった四隅もきれいに元通り。

近づいて見ても破損箇所が分からない程度に直りました。


思い入れのある物なのできれいに仕上がって一安心です。

約100年前に作られた物らしいが

さらに100年、200年と使っていただけるといいなあと思いつつ

トラックに積み込まれお持ち帰りになるミラーを見送りました。




  

木製ケースの修理をさせていただきました。

壁面に掛けてあったのを誤って落としてしまったようです。

角が凹んで、金具が破損してます。



金具は新品に交換して


へこみはパテで盛って、研磨してから近い色を調合して塗装。


近づいて見れば補修跡が分かりますが・・・

少し離れれば分からない程度までは補修できたかな？



今回の修理代は、部材と作業費込みこみで5,000円です。

額縁だけでなく、額縁に似たような物なら修理できると思いますので

どうかな？って思われた方は一度お問い合わせください。



  

毎年、１２月になると額縁の修理依頼が増えます。

大掃除の際に落として壊れたというケースが多いが

額縁をリニューアルして新年を迎えたいという方もいらっしゃいます。


修理内容で一番多いのは留め（トメ）切れと言って隅の接合部が外れる症状です。



よくお客様は「接着剤塗ってくっつけておいて」とおっしゃいますが

口で言うほど作業は簡単ではないのです。

状態にもよりますが、一度バラしてから組み立てるので意外と手間がかかります。



でも、仕上がりは新品同様とまではいかないまでも

修理箇所がほぼ分からない程度にはなります。




今回は修理のついでに

ガラスのクリーニング、

作品を傷つけてた釘を加工、

吊りヒモの交換、

作品を固定する桟（ドロ足）が反ってたので交換をさせていただきました。


これでまた数十年はお使いいただけるでしょう。







  

額縁の角が欠けたと持ち込まれました。

かなり高級な雰囲気の額縁です。


修理前の写真を撮り忘れてしまいましたので、修理後の写真をご覧下さい。



角の部分が欠けてしまい、２㎝位が無くなっていました。

この写真だけではどういう修理なのか分からないので

比較のため、下の正常な部分の写真と見比べて下さい。



並べて比べると修理の跡が分かりますね。

元通りにはなっていませんが少し離れて見れば分からない程度にまでは仕上がってると思います。


この程度の修理、復元なら出来ますのでどうぞお持ち下さい。  

フランスでアンティークの額を買ってきたけど持って帰る際に

壊れてしまったとの事で修理の依頼をいただきました。


簡単な修理なので所要時間20分、修理代￥500です。

修理のついでにガラスがひどく汚れてたのでピカピカに磨き上げました。


私は古い物が好きなのですが、この絵もとても素敵です。

色使いといい、デザインといい、現代にはない雰囲気で当時のフランスの情景が頭の中で広がります。
  

毎年、年末になると増えるご依頼が額縁の修理です。

今年も12月に入ってからは毎日のように修理のお持ち込みがあります。

一番多いのがトメ切れと言って角の接合部分が外れる症状です。


原因は額縁を落としたから。

なぜ落ちたか尋ねると

「手を滑らせて落とした」
という方が一番多く、

次に多いのが
「額紐が切れて落ちた」という方、

額縁の裏側にあるので普段は見えないヒモですが、

経年と共に劣化して切れます。




なかなか目が行き届かない箇所ですが、
数年に一回はヒモの交換をお勧めします。

ちなみに、額縁メーカーでは年に１～２回
ヒモや金具を点検するよう推奨しています。

簡単な修理なら１０００円ほどで出来ますが、

作品を破損したり、家具や床を傷付けては大変な出費になってしまいます。

この大掃除の時期、お宅の額縁の裏をぜひ
チェックしてみてください。



  

いよいよ年末も迫って参りました。

大掃除の時期はいつも、
「額縁を落とした」とか「ガラスを割ってしまった」とかで修理の依頼が増えます。

　　　　　
　　隅の繫ぎ目が外れています。
　　ほとんどの修理がこの留め切れです。　　

　　

　　修理のついでに、ガラスもピカピカに磨いておきました。
　　これでまた長い間、安心してお使いいただけます。

　　　　　

　　この日本画用の額縁も新しく買うと数万円しますが、修理なら４，０００円です。

　　新品同様にとはいきませんが、修理箇所はほとんど判らない程度になります。

　　エコロジーでエコノミーな額縁のお直し、ぜひご相談下さい。

  

　写真立ての色を塗り替えました



　　元の色はチークっぽい色




　　白色と水色に変身


　　正確にはオフホワイトとブルーグレイ


　　フォトフレーム　かなり雰囲気が変わりました




　　ちかごろなぜか塗装のお仕事が増えてます…　？？？




  

古い額縁の塗装が剥がれたと持ち込まれました。
全体的に塗装膜が浮いている状態です。



お話を伺うと、このブログを見て兵庫県から車でいらしたそうです。

お急ぎとの事でしたので今回は特急で修理です。


各パーツの分解と掃除、古い塗装を剥がすのに１日

塗装に２日間

アクリルを交換し、額の裏に紙を貼り、吊り紐を交換し

作品を元の通り額縁に納めて、梱包等々で半日

通常は１週間いただいてますが、今回は３日半で完成です。




修理費用は6,000円

安い額縁に買い換えても同じ位の金額ですし

同程度の額縁に買い換えると２～３万円はします。

そう考えると安いんじゃないでしょうか？


  

このようにバラバラに壊れた額縁でも修理できます。





この額縁修理の場合は翌日仕上がりで、

修理代金は￥５００です。






壊れてしまった額縁をお持ちいただければお見積りいたします。

枠は壊れてないけど布が色褪せてしまった場合も布の張り替えができます。
キズやヘコミも修理できますのでお気軽にご相談ください。



最近はエコのためか、買い替えずに修理して使う方が増えてきたように感じます。

個人的にはとても良い傾向だと思いますが、商売的にはちょっと辛いかなぁ・・・

でも、これからの時代は良い物を永く使い続ける人が増えるんじゃないでしょうか？

私はそうなりたいし、そんな社会になる事を願っています。