京都の額縁屋　フレームショップ彩遊（さいゆう）

寺町三条上ルの平安画廊へ木版画展を見に行ってきました。

どの作品も素晴らしく、時間が経つのも忘れてウットリ眺めていました。

三人の作家さん達もこの日は全員来ておられ、ご挨拶＆お話しする事が出来ましたが皆さんいい人ばかりで、人柄の良さが作品にも表れていました。

木版画という技法のせいなのか、作家さんの人柄のせいなのか、どの作品も温かみがあり優しい雰囲気の作品ばかりでした。



聞くところによると、この「平安画廊」は近々辞められるそうなんです…

実力のある版画作家の作品を、京都に居ながらにして見られる貴重な存在だったのに

老舗画廊の長い歴史がここで幕を下ろすのだと考えると、非常に残念でなりません…

今夏、オーナーの中島尚子さんがお亡くなりになった事が店を閉じる理由だそうです。

版画について、画廊について、額縁について、人生について色々な事を教えて頂いた中島さんに感謝です。