額縁修理

さいゆう

2014年12月03日 15:48

毎年、12月になると額縁の修理依頼が増えます。

大掃除の際に落として壊れたというケースが多いが

額縁をリニューアルして新年を迎えたいという方もいらっしゃいます。


修理内容で一番多いのは留め(トメ)切れと言って隅の接合部が外れる症状です。



よくお客様は「接着剤塗ってくっつけておいて」とおっしゃいますが

口で言うほど作業は簡単ではないのです。

状態にもよりますが、一度バラしてから組み立てるので意外と手間がかかります。



でも、仕上がりは新品同様とまではいかないまでも

修理箇所がほぼ分からない程度にはなります。




今回は修理のついでに

ガラスのクリーニング、

作品を傷つけてた釘を加工、

吊りヒモの交換、

作品を固定する桟(ドロ足)が反ってたので交換をさせていただきました。


これでまた数十年はお使いいただけるでしょう。








関連記事