額縁修理
毎年、12月になると額縁の修理依頼が増えます。
大掃除の際に落として壊れたというケースが多いが
額縁をリニューアルして新年を迎えたいという方もいらっしゃいます。
修理内容で一番多いのは留め(トメ)切れと言って隅の接合部が外れる症状です。
よくお客様は「接着剤塗ってくっつけておいて」とおっしゃいますが
口で言うほど作業は簡単ではないのです。
状態にもよりますが、一度バラしてから組み立てるので意外と手間がかかります。
でも、仕上がりは新品同様とまではいかないまでも
修理箇所がほぼ分からない程度にはなります。
今回は修理のついでに
ガラスのクリーニング、
作品を傷つけてた釘を加工、
吊りヒモの交換、
作品を固定する桟(ドロ足)が反ってたので交換をさせていただきました。
これでまた数十年はお使いいただけるでしょう。
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